[1/4]【衝撃】魅力的な子が交差点に立っていて、コッチメッチャ見てるんだが→結果
[2/4]【衝撃】魅力的な子が交差点に立っていて、コッチメッチャ見てるんだが→結果
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※[3/4]【衝撃】魅力的な子が交差点に立っていて、コッチメッチャ見てるんだが→結果からの続きです
>>503続き
北祖母が見つめる先は誰も居ない。
ただオレは不思議と頭の中でそこに居る人が誰だか分り、姿が見えた。
……怒男だ。
あの目付きの悪い着物を着た大男が腕を組みながら仁王立ちして、北祖母を睨んでいる。
目付きが悪いから睨んでいる様に見えただけかもしれない。
この時の俺の怒男の見え方は特殊で、
人を思い出す時の様に、頭の中で情景を思い浮かべる様に、そんな感じで見えていた。
北母「貴方様は、どうしてオレを止めないでしたのでしょうか?」
怒男「……」
北母「まさか……止めれなかったのですね?」
祖母は驚きながら言い、俺の頭の中の怒男は申し訳なさそうに頷いていた。
結果、かなりの惨事を招く寸前だった。
北祖母がそれに気が付いたのは、S子を慰め清めているのにも拘らず、力があまり衰えなかったからしい。
本来なら、S子が泣き落ち着いてきた時点で、怪奇現象は収まるはずなのだ。
なのに収まらない、……と言った所でオレが原因だと気が付いたらしい。
なので祖母が一人づつ、家の外へ出して行き、オレを北祖父と結界の中へ閉じ込め
ようやく完全に落ち着いた……と言う所だそうだ。
ちなみに>>504はオレが原因である^q^
S子との思いでを強く考えすぎたせいで、なんかやらかしそうだった。
北祖母からは、とにかく落ち着きなさいと言われた。