「星の海で……つかまえて」そう告げた彼女に僕は・・・

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/29(水) 00:45:38.97 ID:NKRHgRbbO

僕「僕は……君の事が好きなんだ」

女「……」

少しだけ肌寒い風が吹いている八月の夜。

夜が始まったばかりの空には、キラキラと瞬く無数の星が、僕たちを見つめている。

空っぽの気持ちで空を見つめていた僕は……この告白が成功するとは正直思っていなかった。

ネガティブな考えでこう言っているのではない。

彼女は……。

誰から告白をされても、絶対に付き合ったりはしない。

僕はそれを知っていたから。

女「……」

彼女はただ、地面の方を向いて黙っているだけ。

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